これは僕がまだ新卒サラリーマンの頃もちろんお金もないので量販店で買った3万前後のスーツをコタコタになるまで着まわしていた頃からの話です。
数年間、量販店のスーツを着て仕事をした後、思い切って20万前後のブランドスーツを3着仕立てました。そこから僕は現在までスーツ屋さんてこともありますが、スーツの妥協を許したことはありません。
結論
メリットがえぐすぎた。
デメリットは数か月生活がしんどすぎた(笑)
◆量販店スーツを着ていた時の話
飛び込み営業会社で働いていたので、人と会うことが仕事でした。
スーツ=消耗品
このイメージしかありませんでした。
スーツなんか毎日着ててすぐよれる。
股もすぐ破れる。←これはただのデブ
どうせ動き回るから汚れるし高いのなんかいらない。
質より量だ!
こう思っていましたね。(笑)
恐らく同意見の人のほうが割合的に多いのではないのかな。
そして僕の会社の先輩上司も良いスーツを
着ている人が1人もいなかったので
良いスーツとは無縁でしたね(笑)
もちろん量販店のスーツを着ててメリットがあったかというと
1つもなかったかなと。ただの仕事用の服って感じです。
安かろう悪かろうで割り切って着ていました。
では、なぜいいスーツを仕立ててみようと思ったかというと、
仲のいいお客様(経営者さん)に話の流れでマロニーさんも
仕事頑張っているんだから、いいスーツ仕立ててみたら?
スーツは男の戦闘服だよ。と
おっしゃっていただきました。
その言葉の裏側を僕は勝手にこう想像しました。
戦争に半袖短パンで行くのか?
武装して乗り込むだろ!!
仕事も戦争と同じだ!
お客様先に丸腰で乗り込むな”!
しっかり装備していけ!
こういっているように感じました。
被害妄想の鬼ですw
でも、結果的にそういう意図で言ってたみたいでした。w
僕は少ないボーナスと少ない貯金を握りしめ
仕事着を一掃し最強の戦闘服を作りに
行くことを決めました!
◆海外生地ブランドスーツを着ている時
- お客様と話題が増える
- いいスーツだね。と話題を振っていただくことが増えた。
- そこから派生して仕事の話だけでは無くスーツの話に変わることが増えた。
- 経営者さんのほとんどや優秀な人は自分の身の回りの物に気を使っている方が多いのでスーツ好きも多く、スーツの話で1時間とか盛り上がるようになった。そこから腕時計だったり靴、バックなどいろいろな話をしたり聞いたり、親密度が上がった。共通の話題を見つけることで、対お客様の関係値が共通の趣味の人に変わった。
- 仕事の契約率が増えた(前提としてしっかり仕事をしてます笑)
- 結果、共通のプライベートトークの割合が増えることにより信頼構築が出来上がり仕事を頂けるようなった。
- 仕事の物をしっかりとした物に揃えることで相手に仕事に対して本気ですよ。という意思が伝わり信用材料の1つに繋がった。
- 信用が積み重なると人に紹介を頂けるようになった。要するにTPOは凄く大切でどんなに丁寧に仕事をしていてもパジャマで人に会いに来るような人には自分の身の回りの人を紹介できないっていうのとおなじような理論。←大袈裟に言っています。
- いいスーツを着ることにより信頼を得たお客様からの紹介の人もまた同じような方が多いので、ビジネス目線で言うとお付き合いさせて頂くお客様の質が上がった。ある意味1種のブランディングだなと。
- 普段からの立ち振る舞いが変わる
- 嘘かと思われる方もいると思いますが、まず感覚的に歩き方が変わる(笑)背筋が伸びます。(笑)
- 人の身に着けているものが気になり始める。どんなものを身に着けているんだろうと興味を持ち始める。
- 逆を返すと人に見られていたんだと気づかされる。
- 服に見合うよう内面も改め始める。(言葉遣いや表情やマナー等)
- 結果、仕事の話も含め堂々となる。
スーツ1つでここまで変わるか?
と思われる方もいると思いますが僕は変わりました!
初期の自己投資としてはしんどかったですが、
結果的にこの投資は
お給料としてしっかり反映されていきました。
そこからスーツに興味を持ち
オーダースーツ屋さんとして独立するくらい
スーツ1つに人生を変えてもらいました。
騙されたと思って自己投資にいいスーツを1着
仕立ててみたらいかがでしょうか(^^)/
一応弊社もスーツ屋さんですが、時間ない方向けで
おススメスーツ屋さんのリンクです(^^)/
◆なぜサラリーマンが手を出しにくい価格帯のスーツをあえて選んで仕立てたか
男性専用!あなたに似合うファッションを無料でご提案!【BEST STYLE ME DIRECT】結論
スーツ=消耗品
ではなく
スーツ=価値ある物
に僕の中では変化致しました!
ここで中途半端にちょっとサラリーマンが背伸びすれば届く金額の物を買ったところでという話です。誰が見てもおっ、となるものが自分にとっての付加価値になるので、背伸び以上の価格帯で仕立ててみました。
今オーダースーツ屋さんを経営していて
お客さんによく聞く質問があります。
なぜ、高級オーダースーツを仕立てようと思いましたか?
その中で凄く感銘を受けた答えがあります。
お客さんはこう答えました。
高級な物を身に着けて見栄や自分を着飾りたいわけではなく、
僕が良いものを身に着ける理由は会う人へ敬意を払っているから。
その時こう思いました。
仕事が増えたのも、
信用してもらいやすくなったのも、
着飾ったからでもなく、
潜在的に相手にこのように伝わっていたのだと。